受付終了
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日程 |
2017年3月10日(金) 13:30~16:00 ( 受付 13:30~ ) |
講師 | 大津 秀一 |
会場 |
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対象 | 介護福祉関係者及び興味のある方推奨職員:全般・福祉関係施設・事業所 |
タグ |
医学知識 全般
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受講料 |
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受講方法 | 会場 |
~講師からのメッセージ~皆さん、こんにちは。私は緩和医療医をしています。緩和医療医は主にがんの患者さんの様々な苦痛を取り除くのが仕事ですが、実は緩和医療及び緩和ケアはがんの方ばかりではなくて、どのような方にも提供される必要があるとされています。そして症状を和らげることばかりではなくて、これから迎えるさらなる高齢社会の深まりとともに、私たちは介護者としてあるいは医療者として、誰かの死を見つめ、看取ることは避けることができないものです。実際に皆さんもそのような現場に居合わせ、戸惑われた経験もひょっとするとおありかもしれません。本講義を通して、死にゆく方々を落ち着いて見守り、対応するための知識と、そのような方々の心と身体の変化をよりよく理解するための様々な情報をお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
≪カリキュラム≫高齢社会の到来とともに、医療や介護の現場においては、誰かを看取ることが非常に増えてきています。また私たち介護・医療従事者は、仕事としてはもちろん、家族として大切な人の老いを見つめ、看取る経験もあります。そのようなときに、どのように見守り、どのようにケアに当たるべきか。自ら1000人以上のがん・非がん(認知症・老衰)の患者さんを看取り、そのご家族と接してきた現役緩和医療医の大津氏の話を通して、最新の知見から学ぶ講演会です。
内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち2008年5月より東京都世田谷区の有床診療所に勤務し、 入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療の実践を行う。 現在は、東邦大学大森病院緩和ケアセンターに勤務。 多数の終末期患者の診療に携わる一方、著述・講演活動を通じて緩和医療や死生観の問題等について広く一般に問いかけを続けている。著書に『傾聴力』『「いい人生だった」と言える10の習慣』『どんな病気でも後悔しない死に方』など多数。