３．労働力の減少と高齢者像の変化 現在日本では、65 歳以上の 24.9％の人たちが就業しており、就業率を年齢別にみると、65～69 歳の 48.4％、70 歳以上の 17.2％が就業しています 15。 日本の労働分野の特徴として、高齢者の就業率が高い水準にあることが挙げられます。図 1-3-1 によれば、65 歳以上の就業率は、2006 年以降増加傾向にあります。総人口の減少に伴い、今後も、労働力人口そのものの減少は続きますが、高齢者の就業者数ならびに労働力人口全体に占める割合は、高齢者人口の増加とともに増え続けると考えられますから、将来にわたって日本の経済を支える上で欠かせない戦力であり続けると言えるでしょう。 - 17 -15 総務省統計局「労働力調査(基本集計)2020 年平均結果の概要」 図図 11--22--44 神神奈奈川川県県のの介介護護人人材材のの需需要要推推計計 出典：神奈川県「かながわ高齢者保健福祉計画（第 8 期）―介護人材の需要推計と供給推計」および 厚生労働省「第 8 期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」をもとに作成 図図 11--33--11 高高齢齢者者のの就就業業率率のの推推移移 ≪≪全全国国≫≫ 出典：神奈川県「かながわ高齢者保健福祉計画（第 8 期）―高齢者の就業の状況」より作成
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