かながわ福祉ビジョン2040(創立25周年記念事業)
19/122

- 19 -れています。老化に伴う障害の原因解明やその予防策として、未病 19やフレイル 20への取り組みを筆頭に、ヘルスケアの研究と高齢期を元気に生き抜くための社会啓蒙が進められています。およそ 40 年後には、日本人の平均寿命は男性が 85 歳、女性は 91 歳に達すると推計されています 10 が、健康寿命との差をさらに縮めることができれば、生涯を通して活躍できる期間が延伸し、高齢者のイメージはまだまだ変わっていくと考えられます。 19 神奈川県「未病改善・健康づくり-未病とは?」によると、「未病」とは、「心身の状態が『健康』と『病気』20 日本老年学会「フレイルの意義」によると、「フレイル」とは、「加齢に伴う様々な機能変化や予備能力低下に図図 11--33--33 要要介介護護者者のの割割合合のの推推移移 ≪≪全全国国≫≫ 出典:総務省「平成 25 年版情報通信白書-変わる高齢者像」より作成 との間を連続的に変化するものと捉え、このすべての変化の過程を表す概念」とされている。 よって健康障害に対する脆弱性が増加した状態」とされている。

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る