ガイヘルパー写真展開催について ~地域を超えた事業所連携による福祉業界の魅力発信と人材不足解消への取り組み~ 合同会社起差点-きっさてん- ガイヘルパー写真展開催について ~地域を超えた事業所連携による福祉業界の魅力発信と人材不足解消への取り組み~ 合同会社起差点-きっさてん- 【取組内容】 弊社は障害福祉サービス事業所「移動サービスきっさてん」を2020年から運営しています。 ガイドヘルパー不足を解消する、ガイドヘルプを人々に知ってもらう、移動支援事業所との連携をつく る、の3点を目的として、2024年2月23日(土)~25日(月)の3日間で「BUKATSUDO GALLERY(横浜市西区 みなとみらい 2-2-1 ランドマークプラザ B1)」において「ガイドヘルパー写真展」を開催しました。展示した写 真は日本各地の移動支援事業所が応募した「移動支援中の利用者とヘルパーの写真」です。 作品応募については、SNSを中心に日本全国の移動支援事業所に声をかけ、2023年10月~11月まで作 品を募りました。2023 年 12 月から 2024 年 1 月まで応募された作品を Instagram の特設アカウントにア ップし、「いいね」の多かった作品の事業所に最優秀賞、優秀賞として賞品を出しました。 参加事業所は、弊社を含めて7事業所です。 ・うきうきわくわく(合同会社うきうきわくわく) 広島県福山市 ・ケアこげら(特定非営利活動法人こげら会) 東京都小金井市 ・Bee6guide(ビーロク合同会社) 大阪府大阪市 ・福祉サービスびすけっと(合同会社びすけっと) 宮城県仙台市 ・ヘルパーステーション樫の木(社会福祉法人せたがや樫の木会) 東京都世田谷区 ・リュータローカンパニー 北海道札幌市 ・移動サービス きっさてん(合同会社起差点) 神奈川県横浜市 参加作品数は 51 点。写真展については、神奈川新聞、これつる~日々是つるみ~、タウンニュース鶴 見版に取り上げていただいたこともあり、延べ来場者(3日間)は概算で100人程度でした。 【考察(展望)】 現在、多くの業界で人手不足が深刻な課題となっています。福祉業界、移動支援(ガイドヘルプ)業界も 例外ではありません。 人手不足解消のためのアプローチの第一歩として「ガイドヘルパーの存在を広く知らってもらう」こと が大切であると考えました。このアプローチは、地域を超えて他の事業所と協力しやすいという利点が ありました。このため「ガイドヘルパー写真展」では、募集エリアを限定せずに全国からの作品応募をよ びかけました。さらにこのイベントに参加するための参加費や写真展の入場料を徴収しませんでした。 なぜなら、この写真展自体が収益を追求するものではなく、参加者(応募事業所、SNSで投票をした人 および写真展の来場者)が積極的に参加できる環境を提供することが主な目的だからです。 「作品を募る」、「SNSで障害福祉を知らない人が写真を見る」、「写真展の会場に障害福祉を知らない 人が来る」という3つの仕組みで「ガイドヘルパーの存在を広く知ってもらう」取組としました。 「ガイドヘルパー写真展」は、ガイドヘルパーという仕事について全く知識がない人々に、「ガイドヘ 11
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