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かながわ福祉大学校

福祉の未来を共に創る、学びの拠点

福祉分野の様々な教育ニーズに応え、自治体職員、介護・福祉専門職、民生委員やNPO等
地域で活動する方等が共に学ぶ「かながわ福祉大学校」
その設立に向けプロジェクトの活動をお伝えします。

かながわ福祉大学校
 プロジェクト、始動

 私たちは、法人設立25周年記念事業の一環として、高齢者や障害者が住み慣れた場所で幸せに暮らすことのできる地域を共創するために、2040年の福祉を展望したかながわ福祉ビジョン2040を取りまとめました。

このビジョンを実現するためには、介護・福祉のプロフェッショナルの力ももちろん必要ですが、それだけでなく、様々な領域での人財の発掘と育成、そしてその人財が力を合わせ課題解決に取り組むことが不可欠です。
 そこで、神奈川県独自の福祉教育として、道徳や人生哲学、人間関係など、人間力を高めるカリキュラムを構築し、関係機関と連携しながら、倫理観の高い地域文化を創造することを目指し、「かながわ福祉大学校」を創設することとしました。

理事長あいさつ

公益社団法人かながわ福祉サービス振興会
理事長 瀬戸 恒彦

 今、時代が大きく変わろうとしています。この変化は、これまでの経済合理性を重視した競争社会から、利他の精神を重視する共創社会への転換であります。一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会への転換でもあります。
 こうした地域共生社会を創っていくためには、自らの人間力を磨き、ともに生きる知恵を学ぶ必要があります。そして何より心のエネルギーを高めることが重要です。かながわ福祉大学校は、高齢者も、障がい者も、子どもも、誰でも学びたいときに学べるよう、いつでも扉を開いています。地域の未来を創るために、一人ひとりの幸せを創るために、志ある皆様の入学を心からお待ちしております。

慶応義塾大学経済学部 教授
井手 英策

誰もが幸福になりたいと願い、日々を必死に生きています。ですが、経済成長に依存した私たちの社会は、人口の減少や収入の伸び悩みとともに、暮らしのニーズを満たせず、不安におびえるしかない人たちを次々と生み出しています。
 
 この閉塞状況を打ち破り、子どもたちが「今日よりも素晴らしい明日」を夢見ることのできる社会は、どうすれば実現するのでしょうか。
 
 答えは私にも分かりません。ですが、人間の未来は人間にしか作れません。私たちは、人の力を信じ、一人ひとりが暮らしの課題を発見して、それを解決するために必要な知性と実践力を身につける、そんな未来への学び場を作ろうと決意しました。人間の無限の力を引き出す学び場、それが「かながわ福祉大学校」です。

かながわ福祉大学校の強み

目的と目標

 本校では、福祉だけに留まらない幅広い視野を持ち、関係者と協働しながら地域福祉の創造をけん引するリーダーを育成することを目指します。
 そのために、社会福祉に関連する法令や制度等の基礎知識、地域の多様なステークホルダーと協働するためのコミュニケーション能力、介護ロボットやICTの基礎知識等を身に着け、既存の制度や活動に囚われず新しい発想を生み出し、自ら先頭に立って行動する力を養います。

実践重視のカリキュラム

理論だけでなく、実務を組み合わせたカリキュラムです。講師も実践者に多く登壇いただき、学生がそれぞれの現場で即戦力として活躍できる力を身につけます。

関係者との連携

県内自治体や教育機関、民間企業、地域と連携し、柔軟で実践的な学びを提供します。

個別の学習支援

学生一人ひとりの学びたい内容に応じて受講講座選択等の支援を行い、学生の成長とキャリア形成をサポートします。

卒業後のサポート

卒業後も学生がそれぞれの現場で活躍できるように、卒業生同士や現役学生との交流の場づくり、福祉分野の最新動向や技術を学ぶためのセミナーの開催等、継続的な学びを支援します。
卒業生が、介護・福祉の現場や自治体の政策部門、民間企業、あるいは地域社会の中で本校での学びや本校で培ったネットワークを生かし、地域福祉の課題解決や地域づくりに自ら先頭に立って進めていくことを期待しています。

プロジェクトのマイルストーン

お知らせ

  • 10月特別講座のご案内

    2024年09月27日

    お知らせ
    10月特別講座のご案内 NEW

    「かながわ福祉大学校」の開校に先立ち、特別講座を実施します!ぜひお申し込みください。

  • プロジェクトホームページ開設のお知らせ

    2024年09月09日

    お知らせ
    プロジェクトホームページ開設のお知らせ

    地域共生社会づくりに必要な人材育成を目的とした「かながわ福祉大学校」の開校に向けて、プロジェクトの進捗をお伝えする専用ページをオープンしました。


このプロジェクトに関するお問い合わせ・ご連絡先

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