かなふくセミナー詳細

精神や知的な障害を抱えている方の生活は、多くの場合、親がサポートしている現状があります。
しかし、親が高齢化し、そのサポートが難しくなった時、その家族には、生活の継続も難しくなるような大きな問題が生じてしまいます。
このような場合、成年後見は、「家族として支援する」上での有力な解決策。意思決定を支援しながら、現実の様々な問題を解決し、より良い生活を実現していきます。
本研修では、成年後見制度を分かりやすく説明し、障害者が抱える「親の高齢化」問題の中、現場でのやり取りに落とし込み、いざという時に困らないための知識と相談力スキルを習得します。

・親の高齢化や重病・認知症・急死と
・精神障害・知的障害を持つ本人
両者はどちらの生活にも影響を与えます
現実的な解決法として成年後見をマスターしましょう！

≪カリキュラム≫
●親亡き後の問題と社会的背景●
高齢化社会における家族や地域のあり方
「親亡き後」の問題は「親あるうちに」始まっている
これからの社会福祉施策と「家族としての支援」
意思決定の支援
●成年後見制度●
成年後見制度の概要と仕組み
●成年後見人の実務と活動●
成年後見の担い手、後見人の動き、付き合い方
生活拠点、生活資金と財産管理
介護・障害・医療サービスの確保や生活の組み立て
●成年後見制度の実践●
介護・障害分野での
成年後見の相談対応と支援事例