受付終了
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日程 |
2012年7月18日(水) 10:00~16:30 ( 受付 10:00~ ) |
講師 | 佐藤 和美 |
会場 |
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対象 | 福祉関係者及び興味のある方 |
タグ |
医学知識 全般
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受講料 |
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受講方法 | 会場 |
2011年3月11日、未曾有の大震災が東北・東日本に甚大な被害をもたらしました。 震災後の、避難生活、放射線の影響など、今まで経験のない事態に、想像を絶する苦労を強いられている 介護職の方も数多くいらっしゃると思われます。災害とは「日常生活の延長線上に起こる現象」であり、特別な 事象ではありません。特に自然災害は、時間も場所も個別の事情など関係なく発生し、多くの人々が同じ状 況に置かれます。しかし、時間の経過と共に「人も町も変化」します。集団対応から個別対応にニーズが変化し ます。このような変化を介護の専門職であれば、介護過程に置き換えて自立支援の視点から考える事も出来 ます。当講座では、災害時における介護の専門性と求められる対応策等を学びます。
□災害看護・介護の重要性・災害時の医療・看護・介護の役割について・災害発生時に必要な知識について□防災マニュアルの整備と活かし方・マニュアルの整備と見直し、作成について・マニュアルには何を盛り込むべきか・災害時に必要な物品の確認について・防災訓練と連動について□災害時の看護・介護体制と 責任体制・応援体制の構築について・連絡網の整備と責任者の指名について・地域組織、ボランティアとの連携について・後方支援としての対策について□災害に備えた職員教育の実際について・スタッフの意識改革・新人教育の在り方について□東日本大震災~医療現場から見えたこと
2004年10月の中越地震に際して、日ごろの防災訓練やマニュアルを活用し、 当時看護部長を務めていた小千谷総合病院では、犠牲者、怪我人をまったく出さなかったという実績がある。現在は、当時の経験を生かし、NPO法人防災サポートおぢやの理事として、全国区での災害時対策の講演やセミナーをこなしている。